【電子ドラム】ATVの電子ドラムをラッピングして見た目を変える!【図解】

この記事では、ATVの「aDrums」やRolandの「VAD(アコースティックデザイン)シリーズ」をはじめとする「シェルのある電子ドラム」をラッピング(カバー)して見た目を楽しむ方法をお伝えします。

必要な物から実際の手順まで、写真付きで解説します。
やってみると案外簡単なので、是非とも挑戦してオリジナルの電子ドラムを作りましょう!

ちなみに管理人はATVの電子ドラムを使用しています。
中の構造がRolandと異なる可能性がありますが、ご了承ください。

ウチの電子ドラム紹介~ATV aDrums Artist~

2020.07.03

こんな人におススメ

  • 見た目に飽きてきたなぁ…
  • 配信や動画で映えるドラムが欲しい…
  • 黒以外の電子ドラム無いの…?

ビフォーアフター

目次

必要な物

必要な物は以下の通りです。
物が多くてわかりにくいので、工程ごとに分けます

貼るもの

ラッピングシート

パーツの付け外し

ドラムキー
プラスドライバー(No.2)
六角レンチセット(管理人は100均で購入)
モンキーレンチ
ドライヤー※
プラスチックのヘラ※
ガムテープ(あると嬉しい)※

※エンブレムを外すために使用

シートを加工する

カッター
ハサミ
マスキングテープ
ボールペン or 油性マジック
定規
メジャー
タッピングねじ(先端とがったねじ。穴開け用)

ラッピングシートはどこで買える?

ラッピングシートですが、Amazonや楽天市場で探しても見つかりません。。。
なので管理人は海外の「eBay」という通販サイトで購入しました。
個人輸入ですね。
1~2週間ぐらいかかるので、気長に待ちましょう。

価格は以下の2枚セットで7,453円でした。(2021年10月時点)
・16インチ×60インチ(40.6cm×152.4cm)
・10インチ×60インチ(25.4cm×152.4cm)

※管理人が買ったものは送料無料でした。
 物によっては送料8,000円ほどかかるものもあるのでご注意ください。

ヘッド(打面)を外す

必要な物がそろったら作業していきましょう!
まずは言わずもがな。打面を外しましょう。

ここは普通のドラムと同じで、ドラムキーを使ってヘッドとフープを外します。

外したらついでに清掃しておくのもいいですね。

外側のパーツを外す

ヘッドを外したら外側のパーツを外しましょう。
といってもラグとエンブレムぐらいです。
(タムの場合はタムホルダーも)

1.ラグを外す(裏面)

打面の反対側(スネアサイド側)のラグはねじ止めなのでプラスドライバーで外せます。

2.ラグを外す(表面)

打面側はセンサーモジュールが付いています。
これは打面側の蓋を六角レンチで外せばラグを止めているねじにアクセスできます。
ラグを止めているねじも六角レンチで外せますが、蓋の時の物とは太さが違うので注意しましょう。
蓋を外したら中にコネクタが一つ接続されているので外しましょう。

3.端子を外す

プラグを差し込む端子を外します。
外側のナットをモンキーレンチで回してあげれば外れます。

4.エンブレムを外す

これが一番大変な作業です。

エンブレムは両面テープでしっかり固定されているので外すのが大変です…
管理人はドライヤーでエンブレムを温めて、ヘラを差し込み両面テープをはがしました。

エンブレムを剥がした際、シェル側に両面テープが残るので、ガムテープをペタペタして地道に剥がしましょう。

シートを切る

外側のパーツがすべて外れたらシートを切ります。
シェルに巻いて長さを図り、少し余裕をもってカットします。
深さはメジャーで図りましょう。
シートにマスキングテープを貼り、カットする場所にペンで目印をつけてカットします。

カットする際はハサミが楽でした。
余裕をもってカットした後、シェルに巻いて断面を合わせてカッターで目印をつけてカットします。

穴をあける

シートをカットしてシェルに巻き付けたら穴をあけます。
内側からライトを照らし、透けた部分に目印を付けます。
その後、タッピングネジなどの先端がとがったもので小さい穴をあけましょう。

小さい穴をあけたら、カッターで広げます。

パーツをつける

穴をあけたらパーツをつけましょう。
パーツとシェルでシートを挟む形です。
ラグやタムホルダーを付けて、エンブレムを貼り付けたら完成です。

ヘッドをつける

ヘッドをつけましょう。
特に書くことはありません。

完成

これで完成です!
作業方法探りながらですが管理人はスネア1台で4時間ほどかかりましたww

終わりに

以上で終わりです。
基本的にシェルは黒ばかりで、Rolandの最上位となるVAD706(80万円超え)が3色のバリエーションがあるぐらいです。
しかし、上記の方法でラッピングしてしまえばお好みのセットが作れるわけです。
こういうことが出来るのも、シェルのある電子ドラムの良さなかもしれません。
作業工程は簡単なので、皆さんも是非ともやってみてください。