この記事では、定番ドラム音源の1つ「AddictiveDrums2」でよく使うオリジナルのMIDIパターンを登録する方法を解説します。
基本的な8ビートやお気に入りのフィルなどを登録して、制作を効率化させましょう。
目次
MIDIを出力する
それでは早速やっていきましょう!
今回は入りでよく使うオープンハイハット4発「シャーン!シャーン!シャーン!シャーン!」を登録しようと思います。
欲しいMIDIパターンの準備
とりあえず欲しい部分に近いものが入っている「Loud Song 09 (Intro)」というプリセットをタイムラインに読み込みます。
※「Loud Beats&Songs」というMIDIパックに収録されているものです。
持っていない方は直接打ち込むか、近いものを探しましょう。
頭の1小節だけ欲しいので、ハサミツール(“3″キー)で切り取って他の場所は削除しましょう。
元々はD#2(クローズハイハット)なので、エディターでG#2(オープンハイハット)に移動させます。
これでフレーズのMIDIを準備できました。
これをファイルとして出力しましょう。
MIDIファイルの出力
出力したい範囲を指定します。
ファイル→書き出し→MIDIファイル
の順で選択してMIDIファイルを出力します。
任意の保存先及びファイル名を設定します。
出力オプションが表示されます。
「ロケーター範囲を書き出す」にチェックを入れることで、先ほど指定した範囲だけを出力します。
MIDIファイルの出力が完了しました!
ファイルを格納する
出力したMIDIファイルを、AddictiveDrums2が指定するフォルダに格納します。
AddictiveDrums2の右上にあるハンバーガーメニューから「Open External MIDI Folder…」をクリックします。
MIDIファイルを格納するフォルダが開きます。
先ほど出力したMIDIファイルをここに格納しましょう。
そして、ハンバーガーメニューから「Refresh MIDI Library」をクリックします。
これでリストが更新され、追加したMIDIファイルが表示されました。